食医は上工(最高の医師)

  • 2013.06.25 Tuesday
  • 11:02
鍼灸治療は東洋医学の治療体系に則って施術が行われます。
この東洋医学は古代中国に端を発し、医学として体系的に整備された状態で2000年以上の間、継続して発展を続けている世界最古の現役の医学と言えます。
紀元前の古代中国は周の時代に出版された「周礼」という儒教の経書があります。
この中に、天(王)に仕える医師には「食医」「疾医(内科)」「瘍医(外科)」「獣医」の4種あり、最高位は「食医」である、とあります。
東洋医学のバイブル、「黄帝内経」の「上工は未病を治す」に所以します。病気にならない身体をつくる最良の薬は日々の食事そのものである、と東洋医学は数千年来説き続けています。


6/24(月)の報道によりますと、厚生労働省の専門家の検討会で、「国民が健康に長生きできるようにするための食事の基準づくり」をするということでした。

厚生労働省のサイトにも資料がでていますのでリンクをつけました。

病気にならないために食事に注目をする、という取り組みはとても大切なことです。行政だけでなくひとりひとりが高い意識をもって真剣に取り組むべき課題です。なにしろ自分の命や人生がかかっていますから!

厚生労働省のサイトには、各国の健康食施策についての基準などの資料や、栄養素のバランスのとれた食事を摂ることのほか食生活をとりまく環境(楽しく食事をすることなど)整備の重要性などもみることができます。なかにはなぜか、地中海食についての資料などもあります。

夏頃に厚生労働省から指針が発表されるそうです。タンパク質を何グラム、脂質を何グラム摂りましょう、といった表面的な数値だけがだされることのないことを切に願います。
健康被害も出ている商品にですらお墨つきが出ている一部トクホ食品のようなことにはならないことも願っています。

先述の周礼には、
「春に酸を、夏に苦を、秋に辛を、冬に鹹を多く含む食材を用い、甘滑に調味せよ」とあります。旬の食材のもつ味には、その季節に必要な栄養素が多く含まれていることを知る先人の深い知恵を伝えるものです。夏野菜には茄子やニガウリなど苦味の多い野菜が多くなります。夏野菜は身体を冷やす作用をもつうえ、発汗により失われるミネラル分や疲労を回復させるタンパク質を含む食材であるのです。遠心分離機や光学顕微鏡などがなかった時代の先人たちは、ひとびとの生活の細やかな洞察を通して得た大切な知識を後世に遺してくれています。

写真は昨夜の温和堂の夕食。プチトマトと新生姜をひと煮立ちさせためんつゆの中にオクラと茗荷にプランターで育ったモロヘイヤとパセリを浮かべて温かい冷麦を入れていただきました。ご馳走さまでした。
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