細胞はみんな生きている!

  • 2014.01.08 Wednesday
  • 17:58
iPhoneImage.png昨年秋から歯の治療に通っています。技術、知識、臨床姿勢全てにおいて信頼のおける歯医者さんに生まれて初めて会いました。歯科治療台で寝落ちしたのも初めてでした。年始一回目の診察の昨日は、奥歯に診断のくだる日でした。診断は、天寿を全うするまで温存しましょう、となりました。問題の奥歯は入れ歯になる瀬戸際だったのです。両親が人工物を身体に埋め込んでいたのをみていた経験から可能な限り自前のパーツを保持したまま人生を送りたいと考えています。歯を失うかもしれない事実は大きな衝撃でした。被せ物をして12年ほど放置していたその奥歯には虫歯が浸潤しており、レントゲン画像診断では歯を温存する基準以上に歯根が溶けている様子。その歯だけ入れ歯になる可能性が濃厚だが被せ物を外して状態を確認してから方針を決めましょう、というところで歳を越したのでした。被せ物を外したところ、溶けてはいたものの存外に歯根はギリギリのところで踏ん張っていたそうです。経年で入れ歯に移行する時もいずれは確実に来るだろうが現役でいけるところまで残存機能を活かしてケアとともに生活をしていきましよう、とのこと。一日経ったいま、崖っぷちにおいつめられながらもなんとか諦めずに肚を据えて根をはってくれている奥歯と、そんな満身創痍の奥歯の根性を尊重して下すった歯医者さんに感謝と敬意の気持ちが溢れています。

上のレントゲン画像は奥歯ではなく前歯のもの。実はこの前歯にも勇気を貰いました。
幼少時より歯が黒いのが悩みの一つでした。様々な歯の美白材を試してみましたが、気分がわるくなるだけで効果は皆無でした。そんなことをこちらの歯科医さんに相談したところ、幼児期に服用した抗生物質により色素沈着がおきて黒くなっているのだそうです。それを踏まえてもくだんの前歯は一本だけ抜きん出て暗い色をしているため、レントゲンで神経の状態を確認することにしました。もし神経がしんでいるようならば、表面を削り被せ物を装着することで見た目の!「黒い!」という印象を薄めることができますよ、というアドバイス。 焼きあがったレントゲン画像をみながら先生が感嘆の声をあげていらっしゃいました。「初めてみました!神経が細々と生きています!こういう状態の歯はご高齢の方でみたことがありますが、野間さんの年齢の方で目にしたことはありません。この歯が生え替わってすぐの頃に強く打った記憶はありますか?おそらく永久歯になってすぐの頃に強い衝撃をうけて、毛細血管から出血があったのでしょう。その後血液がうまく吸収されず残留し色素沈着をおこしたのかと思われます。それ位の衝撃ですと歯髄も傷ついて神経が死んでしまうことが多いのですが、野間さんの場合はなぜか生き残ったのですね。」
幼児期よりコンプレックスでしかなかった黒い前歯に生涯で初めて愛着を感じました。「生きていてくれてありがとう!きみのお陰でご飯を美味しくたべているんだね!!削って美白するよりも、きみと一緒に美味しいものを安心して食べ続けることにするよ!」
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM