Medicinal Art:謡くすり

  • 2014.12.08 Monday
  • 22:16
温和堂、お友達のご紹介で今年夏から能楽師さん直伝によるお能の呼吸と所作のワークショップを受けています。今日は今年最後のお能のお稽古の日。
このところすこし下がり調子だったからだが随分と楽になりました。

そのむかし、お能の舞台がたつと観客席に連れられてきた臥した病人が、謡(うたい)をききいるうちに病が癒えて歩いて帰って行った、ということがあったのだそうです。
お能の謡をうたうときは、足心(足の裏)と丹田(下腹)、百会(頭頂)すべてをつかいます。
全身を共鳴させているお能の謡には、ソルフェジオ周波数のようなDNA修復のちからをもつ音の周波が発生しているのかもしれません。
実際、いつも先生の謡を聞いているだけで骨格筋だけでなく臓腑の緊張もほぐれていき、血流がよくなり、細胞単位で全身とても心地よくなっていくのを感じます。

さて、今日のお稽古では新しい謡と発声の方法にチャレンジしました。
これまで練習してきた謡は説明調のものでしたが、今日は一歩進んだシテとワキという登場人物の台詞の掛け合いの謡でした。
そして声の出し方も新しい方法にトライすることになりました。声を前方にはり出していくのではなく、声を自分のからだの奥に引き込み、丹田に内側から響かせるように謡う、という方法。

今日の謡曲は西王母の一曲。
主役のシテは常世の住人仙女の西王母。三千年に一度結実する桃が実をつけたことを、現世の住人のワキに告げ、瑞祥をともに寿ぐという一幕。
くわしくはこちら  

この世のものでないような不思議な抑揚をもつ仙女西王母の節まわしは、からだの内に響かせていく謡い方がとてもあっているようでした。
能の謡は言霊に謡がはいった謡霊(うただま)。仙薬である桃が登場する謡をうたったことも今日の私の体調回復に一役かったのでしょうか。

今日は先生から、「丹田に響いてきて息に根が生えましたね」とありがたいお言葉をいただきおおいに体調が復調しました。


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