たびのたび:別所温泉・その壱

  • 2015.10.24 Saturday
  • 22:43
きのこづくしランチ長野の別所温泉へお友達に会いに行ってまいりました。
秋の土用を前にして、着々と色づく紅葉を眺めながら秋の陽光を背にデッキでいただく、お友達の秋づくし手料理。
最高の贅沢はここに。
ごちそうさまでございました!!
 
古民家 天井の梁
移り住んで一年と少しとは思えないほどすっかり馴染んで、おうちの庭を開墾してお野菜を自然栽培で育てたり、別所のとても面白いお仲間とともに豊かな暮らしを満喫されているお友達。
彼女のご縁で再生中の古民家の様子も拝見させていただきました。人のご縁が暮らしをつくるんだなぁ、と実感した二日間でした。たねの交換会もできました!!ありがとうございました!!

今年開通の北陸新幹線「はくたか555」号で、一路上田へ。
上田からレトロな別所線で、刈り取り後の田の黄色と紅葉の色とのコントラストをたのしむうちに終点、別所温泉到着。2時間半ほどの旅路。

Bessyo Espresso
旅装を解いてまずは「Bessyo Espresso」さんでエスプレッソを一服。
あるじさんのおじいさまが営まれていたお土産屋さんを改装したカフェにはほっこり温かい空気が満ちています。
備長炭での手煎りからの手挽きのエスプレッソ。
立ち上る焙煎の香りと、あるじさんとお馴染みさんとのおしゃべりも味のうち。
この日はたまたま、都内のコーヒー焙煎屋さん「ぐりこーひー」さんも遊びに来られていて、コーヒーのプロ同士ならではの濃ゆ〜く興味深いコーヒー談義を伺うことができました。

茶房Paniお昼ご飯は山間の「茶房Pani」さんへ。
Paniさんランチプレート
 
やわらかな稜線の女神山を望む景色のなかに点在する紅や黄色の木々の葉や、庭を抜けるひんやりと爽やかな秋の風を愛でながらゆっくりとお食事を堪能しました。
栗の木モンブラン

大きな栗の木の下にあるテラス席。落果のいがに当たらないように頭の上には覆いがかけてあります。恵みをもたらしてくれるその木の下で味わうモンブラン。
栗きんとんのような香ばしい和栗の風味が特徴のこのモンブラン、ちょっとほかでは味わえません。パニさんではこのほかに年間をとおして地元で採れる旬の素材をつかったスイーツを時期限定で出されています。

安楽寺 八角三重塔
お腹がくちくなったあとは、別所温泉の街を散策しながら観光案内してもらいました。
常楽寺 茅葺き屋根のお堂今年は七年に一度のご開帳年の長野の善光寺。その方角を向き建っている北向観音は、善光寺と対でお参りするとよいのだとか。
愛染桂の紅葉が見事な北向観音、国宝の八角三重塔の安楽寺、茅葺屋根の本堂が可愛らしい常楽寺。徒歩でまわれる別所温泉の歴史ある名刹を散策し、友人宅へ戻る道すがら一際異彩を放つ一軒のお店に。

 
九谷焼あたま
年代物の陶火鉢や柱時計などが所狭しとひしめき合うこのお店は古道具屋さん。お店の主人は意外に若いイケメンさんでした。こちらで温和堂の目が釘付けになったのは、陶製の頭。
九谷焼頭左
経穴(ツボ)人形かと思い近づいてみると、残念。脳の領野に相当するように”秘密”や”生命”、”食欲”などの抽象的な文字が記されています。店主さんによるとこの頭モデルは明治期に作られた九谷焼のものなのだそう。心理学なのか学術的にどういうものかはいまひとつわからなかったのですが、明治期に入ってきた西洋医学を積極的に学ぼうと(怪しげな内容に見受けますが)していた当時の苦労がしのばれるもの、ということで。
がっかりする温和堂に店主が差し出したのは、陶製の温熱器。
「セリエ博士 ストレス應用」と印字されています。まさか古道具屋さんでストレス学説に出会うとは思いませんでした。
温熱器温熱器onハンス・セリエ博士が1936年に発表したストレス学説を応用している、ということなのでしょう。
セリエ博士が来日したのが昭和31年、電熱線が使われている点、手元スイッチの様式などから類推するに、昭和40年代のものではないかと見受けます。
この温熱器、みると特許商品なんですが、きちんとハンス・セリエ博士のお名前を使う許可とってるのかなぁ、と気になりました。ストレスという概念を医療の世界にもたらしたセリエ博士の偉大なる発見は、血の滲むような地道な研究に基づいているのです。(と聞いています。)
セリエ博士に敬意を表し買い求めました。今日早速臨床で使ってみました。温度は低めですが陶製で当たりは柔らかいので良しとします。火気と煙厳禁の環境での温熱施術のときは活躍してくれそうです。
 
さて、とっぷりと日も暮れ、お次はおたのしみの温泉です。
飲用温泉別所は信州最古の温泉地なのだそうで、景行天皇の時代までさかのぼるのだとか。
(詳しくは 別所温泉の歴史 へ)
別所のなかには、3つの外湯(共同浴場)があり、この日は友人宅から歩いて3分ほどのところにある、大湯へ。
外湯では珍しく、露天があります。熱めのお湯でのぼせそうな頭を冷やしてくれます。大湯は地元の方々が多く利用されていて、「おやすみなさい」といって湯をあがっていかれるのが印象的でした。友人曰く、まだ明るい時間にはなんと声をかけていいか悩むのだそう。
写真は3つの外湯の外にある、飲用の温泉。

つづく
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